2026/2/21 μ-180C + IR685 + 笠井1.5倍バロー , Shadow of Cauchy
コーシーは直径12.4kmのクレーターで静かの海東部にあり、コーシーを挟むように双曲線の形をした一対の地形、コーシー谷とコーシー壁やドーム地形で知られます。
このコーシーが夜明けを迎える頃、2本に枝分かれした影を伸ばします。このような2本に分かれた影を伸ばすクレーターは他にクリーガー、キースA、トリチェリなどがあります。
コーシーが夜明けを迎えるのは夕方の細い月の欠けぎわです。細い月はすぐに低くなってしまうので、どうしても条件が悪くなってしまいます。今回は比較的条件が良かったので楽しみにしていました。
コーシーから延びる影が2本に分かれているのがよくわかります。またコーシーω、コーシーτ(タウ)の二つのドームも目立ちます。
moon wikiには
『コーシーは日の出から数時間後、西側の縁の影が中央部で「途切れている」ように見える。この「途切れ」は、クレーターの西側の縁にある奇妙な翼のような構造によって生じている。2本の翼のような付属物は、クレーターの西側の縁から放射状に北北西と南南西に伸びている。Kies Aにも同様の地形が見られます。』
とあります。
確かにコーシーやキースAの西側周壁には翼のように見える2本の広がった地形を見ることができます。またLROC QuickMapで見るとコーシーの西側周壁に窪みのような低い部分があり、ここを通り抜けた光によって影が途切れるのでは、という気もします。

過去画像
次回、コーシーの影を見ることができるのは2026/4/21の21h30m頃です。今回は東側の秤動が良くなかったのですが次回は良さそうです。ただ高度が18°程度(大阪)なので、詳細の観察は厳しいかもしれません。
クリーガー
https://moonworld.jp/note/250211/
https://moonworld.jp/krieger/




