月の南極点 South Pole

普段、月の北極点や南極点はなかなか見ることはできません。
しかし月の秤動(首振り運動)の条件によっては月の北極や南極が僅かに地球側に傾くので、その辺りの様子を探ることができます。

月の北極付近は大きく浅いクレーターが多いため見晴らしが良く、比較的わかりやすいように感じます。しかし月の南極付近は険しい山岳地域で見晴らしが悪く、深いクレーターの内部は影になっています。ですから南極までたどり着くのはなかなか大変です。
また月の周縁部は圧縮されて見えるので、月面図との突合せは苦労させられます。

南極点を探すのにはモレトスからニュートンやショート、カベウスやマラペール、ヘイワーズと辿るのが分かりやすいように思います。
満月頃は影が少なくて全体が見やすいのですが、地形の詳細はわかりにくくなります。ですから多少は月が欠けている時のほうが、南極点までたどりやすいかもしれません。

南極付近の起伏に富んでいる地域はかつてライプニッツ山脈と呼ばれていました。(月の地形観察ガイドより)
ライプニッツ山脈はLunar100の96番です。位置は85.0S、30.0Eなのでマラペールとスコットの間くらいでしょうか。直径は記されていません。

このページの画像は南を上に掲載しています。
moon wiki のライプニッツ山脈のページ

2016.3.29

2023/11/3
2015.5.27
2016.3.29

月の南極近くのクレーターに南極探検で有名なアムンゼンとスコットの名前が付けられています。2017.8.1

2017.6.9

2017.6.9

NASAの月探査機 LROによる画像 (C)NASA LRO Images