2023/12/10 μ-180C

久しぶりに早朝の細い月を撮影しました。月の西側の秤動が良く、新月前のアインシュタインが狙いです。

アインシュタインは月の北西端ギリギリにあり、この付近が秤動で大きく傾いたときに見やすくなります。秤動が良い満月直前には はっきりとした二重クレーターのように見え、とても目立ちます。
新月前の細い月でもアインシュタインを見ることができますが、外側の輪郭はあまり目立たず、二重の内側のアインシュタインAのみがよく判ります。
また下の画像では クラフトのクレーターチェーンも暗い谷のように見えています。

天文年鑑で来年の秤動を見てみると、1年を通して月の北西と南東を行き来するような動きです。ですから満月前のアインシュタインが見やすくなるタイミングもあります。
VMAで見てみると、4/23~24、5/23、6/21~22、8/19~20あたりはよく見えそうなので楽しみです。

この日はワルゲンチンやバイイもよく見えていました。

FC-76DS + X-S20