2023/8/5 μ-250
この日はいわゆるオニール橋を見るのに好条件でした。
オニールが見たのとほぼ同じ太陽高度になるタイミングで撮影しました。
白い円内の暗闇の部分に、扇型に広がる明るい地域が見えます。
オニールはこれを橋の下を通った光が広がったものと勘違いしたのでは？と言われます。
当時のオニールのスケッチです。(moon wikiより)
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下の画像はバローを併用して撮影したものです。
前日（8/4）の同じ地域の画像です。
橋があるとされた場所に小さなクレーター（プロクルスPA）があり、ウィルキンスはその影を見誤ったのでは？と考えられるそうです。
当時のウィルキンスのスケッチです。
これをオニールによるスケッチと紹介している誤りを時々見かけます。
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下はNASAのLROCによるこの付近の画像です。中央に見える半分影になった小さなクレーターがプロクルスPAです。
2023/2/9にもこの地域をほぼ同条件で撮影しました。（2/10付の撮影日記）
下はその日の画像です。今回とほとんど変わらない見え方をしています。
次回は10月3日の午前2時40分頃に見ることができます。
