7月11日 μ-250
下弦過ぎの欠けぎわに雨の海のリッジが見え、プラトーからアルキメデスまでのクレーターや山々に影が伸び始めていました。何本もリッジが走りますが、特に名前は付いていないようです。
直線山列~テネリッフェ山脈~ピコ山~スピッツベルゲン山脈と、弧を描くように途切れた山々が続きます。これらはインブリウムベイスン(雨の海の凹地)が出来たときの内側のリングの名残りだそうです。
以下に影が伸びた各地形の画像を並べてみました。(2023/7/12の画像や過去画像など)
アルキメデス内部の周壁の影
西側の周壁に切れ目があって、そこから扇型に光が残っているのが分かります。
スピッツベルゲン山脈から伸びる影。
アルキメデスの北にある小さな山脈ですが、とてもきれいな影が伸びます。
ピコ山とピコ・ベータ
欠けぎわで2本の影が平行に伸びています。
直線山列
直線山列のお尻(頭?)からまっすぐ影が伸びていて面白いですね。
プラトー内部の複雑な影。上弦側と下弦側。