最近ネットで「月面N」という現象を見かけます。

3/31に起こるということなので見てみました。

2023/3/31 μ-18C

画像の最も大きなクレーターはコペルニクスです。

撮影時刻は18:55で、暗闇に浮かぶNということでしたらこの辺りの時刻がいいのかもしれません。

またネットの作例を見てみると、もう少し後のほうがNは明るくはっきりと見えるようです。

コペルニクスは最も好きな地形のひとつですから(多くの方もそうだと思います)、この現象も気付かないだけで何度となく見ているはずです。

過去のコペルニクスの画像を見ると月面Nも何度か写り込んでいましたが、狙って撮影したのは今回が初めてです。

位置はカルパチア山脈の中ほどです。

前回に月面画像の南北について書いたのですが、この月面Nは南北どちらを上にしてもちゃんと「N」に見えるんですね。

当然と言えば当然ですが、ちょっと面白いと思いました。

このちょうど半月前の下弦側でコペルニクスを写してたので見てみるとこんな感じです。

2023/3/15 μ-180C

今後の月面Nの予報は「ほんのり光房」さんの「月面N地形はいつ見える?」のページに掲載されています。