ディオニュシオスは静かの海の南西端にある直径18kmの小さなクレーターで、満月近くになると非常に明るくなり、周囲に暗い光条を放ちます。
ディオニュシオスの光条はLunar100の93番です。
光条は隕石などの衝突でクレーターが作られた際に、噴射物が飛び散ってできるといわれます。
普通の明るい光条は白っぽい物質が飛び散り、このディオニュシオスの場合は暗い物質が飛び散ったということなのでしょうか?
とても珍しい眺めなので、満月の頃になるとついつい見てしまいます。
上の画像は3月6日、満月の1日前の撮影です。(μ-180C)
気流が良い時のアップの画像はこちら。
ディオニュシオスの右下に並んでいる2つのクレーターはリッターとサビンです。