アンリ兄弟のM

画像の整理をしていたら、ビルギウスやダーウィンのそばにアルファベットのMのような影があるのが目に留まりました。特に文字地形を探しているわけではないのですが、時々このような気になる地形(影)が見つかります。画像は南が上です。

2023/9/12 μ-250

同 上

M字型の影に隣接するクレーターの名前が「アンリ兄弟」というのも気になりました。フランスの天文学者のポール(兄)とプロスペール(弟)の兄弟だそうです。このように兄弟の名前が付いたクレーターがあるのですね。

さらに気になったのが、アンリ兄弟のすぐ隣にある ほぼ同じ大きさのヘンリーです。(アンリ兄弟が42km、ヘンリーが41km)。こちらはアメリカの物理学者だそうですが、ヘンリーもアンリも、どちらもHenryです。アメリカ人とフランス人で読み方が違うそうです。
このよく似た名前の 同じような2つのクレーターが、隣同志に並んでいるのも面白い眺めです。

下の画像は 上の画像の約1か月前のMです。欠けぎわから離れているからでしょうか、少し淡く見えています。円内はビルギウスXです。

2023/8/13 μ-250

2023/9/12 μ-250

下は上弦側での画像です。

2023/8/29 μ-250