2023/11/21 μ-250 , The Eyes of Clavius
クラビウスが夜明けを迎える頃、クラビウス内部の小クレーター、クラビウスCとDに光が当たり、周囲がまだ暗い中でリング状に輝きます。これはThe Eyes of Clavius(クラビウスの目)と呼ばれる現象です。
11/21はプラトーのRay現象の日でしたが、それに続いてクラビウス・アイを見ることができました。
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/231121_182620s.jpg)
18時26分
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/231121_194908s.jpg)
19時49分
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/231121_200807s.jpg)
20時08分
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/231121_203237s.jpg)
20時32分
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/231121_210308s.jpg)
21時03分
![](https://moonworld.jp/wp-content/uploads/2023/11/clavius_eye-1.gif)
アニメーション
もう少し遅くまで見たかったのですが、月が傾いて隣家の屋根に隠れてしまいました。
クラビウスDはすぐにリング状に光るのですが、クラビウスCは北側がなかなかつながらず、東側に底面が光り出してしまうのが残念です。
下は過去画像で今回より少し位相が進んでいますが、やはりクラビウスCは丸くつながっていません。
次回は来年の1月19日に見えそうです。
クラビウス・アイは2007/3/2のSpaceWeather.comで紹介されています。