2023/11/21 μ-250 IR685,IR800
好天に恵まれてプラトーのRay現象を見ることができました。
欠けぎわのプラトーの底面は非常に暗いので覚悟はしていましたが、やはり撮影するのは厳しかったように思います。
18:00頃が現象が始まる目安の時刻とのことで、17:30ごろから準備を始めました。その頃にノートパソコンのモニターでプラトーを見ると まだまだ真っ暗です。とりあえず始まる前のプラトーも撮っておこうと撮影したのが17:38の画像です。しかし後から画像処理で思いっきり明るくして見ると既にRay現象は始まっていたようで、一筋の暗い光が見えます。
(Rayの光を見やすくするためにPhotoshopで極端な処理をしているので、画像は汚くなっています。)
次の画像は17:45のものです。撮影時にも何となく光の筋のあたりが薄明るくなっているような気がしました。もともとRay現象には詳しくなくて、今回のプラトーについても どのあたりから明るくなるのかはよく知りませんでした。また先入観を持たないために、シミュレーション画像についてもあまり意識しないようにしていました。
次の画像は18:05のものです。この時点では撮影時にも明るくなっているのがはっきり判り、眼視でも見えていました。
この日はプラトーのRay現象が終わるころからクラビウス・アイが見え始め、隣家に月が隠れるまでずっと撮影していました。たくさんの動画を撮影して全く処理が追いついていません。このRay現象についても落ち着いて全数処理をして、後日にまとめることができればと思います。画像処理もとりあえず急いでやってみましたが、もう少し綺麗にならないものかと思います。
下の画像は20:32のものです。プラトーの影がとても綺麗で、すぐ南のピコ山から伸びる長い影も印象的です。