2023/9/9 μ-250

この日はコペルニクスが欠けぎわで、ちょうど明暗境界にスタディウスのクレーターチェーンが見えました。

2023/9/9 μ-250

大好きなコペルニクスの素晴らしい眺めなのですが、どうもすっきりしません。
というのもコペルニクスにとっては秤動が悪く、縦に長くなっているので見ていて落ち着かない気がします。

7/12にも今回と同じような位相で欠けぎわのコペルニクスを写しましたが、やはり縦長で冴えない感じです。

2023/7/12 μ-250

過去画像から秤動が良い物を探してみました。
下の画像はコペルニクスの幅が広く、どっしりとして安定感があるように思います。このようなコペルニクスが好きなのですが、過去画像にもあまりありません。

月の周縁部にあるクレーターを見る時には何よりも秤動を意識しますが、中央のクレーターの場合はほとんど考えないからでしょう。

2010/9/1 μ-250

秤動の値を比べてみると上の2010年の画像が-04°16′、-07°20′、今回の2023年が-06°11′、+06°08′です。やはり経度側が大きく違います。
コペルニクスというと月の中央付近にあるように思いがちですが、西側に20°くらい、北側に10°くらい寄っているんですね。どおりで秤動の影響を受けるわけです。

LROによる真上からの画像です。
よくコペルニクスは六角形に見える、と言われますし、私もいつも感じています。でもこうやって見ると、全体としてはやはり丸いように思います。
あちこちに角ばっているところがあるので、それで六角形に見えるのでしょう。

(C)NASA LRO Images



VMAで調べてみたら、来年の1月~3月くらいが下弦側で秤動が良さそうなので楽しみです。