6月27日 μ-250

欠けぎわのフラマウロ丘陵が素晴らしい眺めでした。
ここはアポロ13号の着陸予定地点でしたがトラブルのために行けなくなり、そのままアポロ14号に引き継がれました。(下の画像の矢印が着陸地点)

2023/6/27 μ-250

上の画像の地名入れ

アポロ16号によるフラマウロ丘陵付近の画像。
一番上の画像とほぼ同じエリアが写っています。こちらもちょうど欠けぎわ近くです。

(C) NASA Apollo16 Images AS16-M-1419

フラマウロ丘陵はインブリウムベイスン(雨の海の凹み)生成時の放出物が厚く堆積しているといわれます。2005/5/7のLPODに噴出物によって埋められたクレーターの縁が表示されていましたので、過去画像に大体の位置を描いてみました。

2017/6/17 μ-250


「さらに多くのものが見えたり想像できるでしょう」とのことですが、このように積み重なって現在目にする月面の地形が出来ていたのですね。
フラマウロ丘陵はとても面白い眺めですが、埋もれてしまった南北に連なるクレーターがどんな風だったかも見てみたかった気がします。