月の満ち欠け

月は約1ヶ月かけて新月から上弦、満月、下弦、そして新月へと満ち欠けをくりかえしています。なぜこのように見えるのでしょうか?

中央の青い丸が地球です。右の赤い矢印は太陽からの光です。そして月は地球のまわりの大きな白い円を約1ヶ月かけて回っています。


新月の場合

地球から月を見るとちょうど月の裏側が太陽に照らされていて、地球からは月の影の部分しか見えません。そのため月を見ることはできません。

上弦、下弦の場合

地球から月を見るとちょうど半分だけ太陽の光に照らされ、残りの半分は影になっています。そのために半月の形に見えます。また上弦と下弦ではそれぞれ光っている部分と影の部分が逆になります。

満月の場合

満月は太陽の光を受けている月を正面から見ることになります。この時には月の全体に太陽の光が当たっていていて影の部分はありません。そのために満月は丸く見えるのです。