アレキサンダーのビーズ

2023/8/22 μ-180C Alexanders Illuminated beads

アレキサンダーはアリストテレス、エウドクソスの南にある直径82kmのクレーターで、コーカサス山脈の一部のように感じられます。大変古く荒れていて、西側の壁には大きな岩が並んでいるように見えます。
下は以前撮影したアレキサンダー(白枠)です。

2017/10/11 μ-250

moon_wikiに「アレキサンダーの夜明けの頃に、虹の入江のJewelled Handleのようなビーズが見える」という記述があります。VMAで調べてみると、8/22の夕方ごろに見えそうだったので撮影してみました。

当初は16時半頃かと思い準備しましたが雲が広がり、実際に撮影できたのは17時40分頃からでした。
それでもこの日の日没は18時40分頃ですから、まだ日差しが眩しい昼間です。
ビーズの淡い光を炙り出すためにIR800フィルターを使いました。

2023/8/22 μ-180C

日食の時のベイリー・ビーズみたいですね。
下は時間経過による見え方の変化です。18時01分頃が一番きれいでしょうか。
ただ今回はこの時間帯はまだ日没前だったこともあり、ノートパソコンのモニターでも細かな部分は全く見えていませんでした。

17時40分

18時01分

19時02分

19時42分