テオフィルス Theophilus

神酒の海の西端に大きなクレーターが三つ並んでいます。一番上がテオフィルス、中央がキリルス、下がカタリナです。南北に並んだ100km級のクレーターはよく目立ち、それぞれが特徴のある姿を見せます。テオフィルスが輪郭がはっきりとした新しいクレーターであるのに対し、カタリナ、キリルスは古くて侵食が進んでいます。直径はカタリナが100km、キリルスが98km、テオフィルスが100kmです。
カタリナ、キリルス、テオフィルスの3つのクレーターはLunar100の8番です

2015.4.26

2015.3.26
2015.8.4
2015.8.5
2015.3.28

2015.8.4

2010.8.29

カタリナとキリルスの影がつながっています。

テオフィルスとボーモンのあいだには低い山脈が走ります(矢印)。普段はわかりませんが、欠けぎわに来ると大変目立ちます。特に名前は付いていないようです。

2017.3.4

「かぐや」HDTVによるキルリス・ティオフィルス