ハドレー谷 Rima Hadley

2017.10.11

ハドレー谷は雨の海の東縁、アペニン山脈のふもとにあります。曲がりくねった谷(蛇行谷)で、長さ80km、幅1.5km、深さが300mです。大きな谷ではありませんが、くっきりとしていてよく目立ちます。
1971年7月にアポロ15号がハドレー谷のすぐ近くに着陸したことで知られています。
他にもこのあたりでは様々な形をした谷を数多く見ることができます。
ハドレー谷はLunar100の66番です。

上弦側のハドレー谷です。すぐ近くのアペニン山脈が険しく、欠けぎわに近づくとすぐに影になってしまいます。

この画像では完全にアペニン山脈の影に隠れてしまっています。

1971年7月にアポロ15号がハドレー谷の近くに着陸しましたが、日本の月周回衛星「かぐや」がアポロ15号の噴射跡を確認したことで再び注目されています。
Link : 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のページ