リュンカー Rumker

リュンカーは月面の北西部にある多数のドームの集合体で、火山活動により出来たと考えられています。
直径は約70kmあり、特異な形状をしています。他のドーム地形と同様、欠けぎわ近くに見える時期を狙わないとなかなか確認することができません。
また月面のかなり縁のにあるため、秤動の状況によってかなり見え方が変わります。表面の凹凸などの詳細を捉えるためには、やはりこの地域がよく見える秤動の日を選ぶ必要があります。
リュンカーはLunar100の62番です。

2016.10.14

2015.8.24
2012.9.11


リュンカーの夜明け 2023/10/26 μ-250

時間とともにリュンカーが明ける様子の画像です。

21h23m

22h14m
23h29m

23h59m


1.5倍のバローも付けて見ました。さすがに露出も長く、かなり苦しくなります。こういう時にはついつい拡大したくなりますが、大きく写るだけであまり新たな細かい地形は見えてこないような気がします。

23h42m μ-250 1.5倍バロー


翌晩のリュンカーです。すっかり明けて、あまり凸凹も見えなくなりました。

2023/10/28 00h58m


NASAの月探査機 LROによるリュンカー (C)NASA LRO Images

「かぐや」HDTVによるリュンカー山