2026/7/10 μ-180C + ASI462MM + IR685 PRO ,Buzz Saw , Sinus Iridum

虹の入江が夕暮れを迎える頃、ジュラ山脈の落とすギザギザな影が鋸の歯のように見えます。moon_wikiでは、この様子が「Buzz Saw(丸鋸の刃)」と紹介されています。
これは虹の入江の夜明け時に見える「ゴールデン・ハンドル」とは逆に、入江の内部の平坦な地域が丸鋸の刃のように見えるものです。

この日はちょうどバズソーが見える日だったので撮影してみました。

2026/7/10

この現象は2016/6/2付のCloudy nightsによると、Al Paslow氏によって名付けられたようです。また月面余経度が210°前後で見えるとのことです。

今回の2026/7/10の画像では月面余経度は211.3°でした。以下は過去画像です。

2026/5/12 月面余経度210.5°

2010/8/5 月面余経度206.4°

2023/8/12 月面余経度213.6°

こんなに複雑な影を落とすジュラ山脈が気になったので、LROCの3D画像を見てみました。すごい地形ですね。

(C) NASA LROC Images