2026/5/24 月齢7.7 μ-180C + ASI462MM + IR800 PRO , The Stars of Aristillus

アリスティルスは雨の海北部にある直径55kmの中型クレーターで大きな中央丘があります。

このアリスティルスが夜明けを迎える頃、中央のピークのいくつかが星のように輝きます。これがアリスティルスの星々(The Stars of Aristillus)です。

BBC Sky at Night Magazineには
「これらは早朝や夕方の太陽光線を捉えやすく、クレーター内部の影になった底の暗闇の中で、まるで小さな星団のように輝く。」と紹介されています。

この日はずっと薄雲がかかっていて、おぼろげな月でした。また気流も良くなかったように思います。

2026/5/24 μ-180C

下の画像は気流の良い日に撮影したものです。

2015/3/28 μ-250

上の画像の部分拡大

下の画像はLROC QuickMapによるアリスティルスの中央部です。上の画像と比べると、どの部分が光っているのかよくわかります。

(C) NASA LROC Images
(C) NASA LROC Images

上記のBBC Sky at Night Magazineには「早朝や夕方」と書かれているので下弦側(アリスティルスにおける夕方)の過去画像も探してみました。

2024/7/28 μ-180C

上弦側(アリスティルスにおける早朝)に比べるとそれぞれの光が少し伸びているようにも見え、あまり星団という感じはしません。ピークの形や光の当たり具合、あるいはタイミングによるものでしょうか。
LTVTでこの前後数時間をシミュレートしてみましたが、上弦側ほど点になることはありませんでした。また機会があれば注目してみたいと思います。

次回、上弦側で「アリスティルスの星々」を見ることができるのは2026/7/22 20h40m頃です。