2025/7/10 μ-180C + IR800 Pro , Einstein
この日は欠けぎわでアインシュタインがよく見えていました。
これくらいの位相がアインシュタインの内部にも影ができて、二重構造がわかりやすいように思います。秤動や満月のタイミングなどの条件が良すぎると、かえってアインシュタインは判りにくくなるようです。
今回は翌7/11の05時37分が満月なので、満月までまだ6.5時間くらいありました。また秤動はLat +06°49′、Lon -04°21′でした。
アインシュタインの北にはレントゲンが見えていました。西側周壁が線のようで、内部は真っ暗です。レントゲンは直径126kmの大きなクレーター(コペルニクスが93km)で大部分が月の裏側にあるため、秤動が良い時にのみ見ることができます。
次回アインシュタインを見ることができるのは 2025/9/7~9/8の夜で、この日はちょうど皆既月食です。
9/8の00h26m.9に半影食が始まり、01h26m.8に部分食が始まります。月食はアインシュタイン付近から欠け始めるようなので、どのような見え方の変化があるか楽しみです。






