2025/12/9 μ-180C IR685 , Lavoisier A , Dish Shaped Crater
ラヴォアジェは月の北西縁にある70kmのクレーターで、ラヴォアジェAはその手前側にある28.5kmのクレーターです。
moon wikiには「朝の明暗境界線が西経約75度にあるとき、ラヴォアジェAはお皿の形に見える。大変興味深い望遠鏡の対象」と書かれています。
以前から気になってはいたのですが、日時を調べてまで見る機会はありませんでした。
この日も普段通り月の欠けぎわを見ていると、アリスタルコスとリュンカーの中間あたりの嵐の大洋の明暗境界に 短い光が浮かんでいました。
調べてみると、やはりラヴォアジェAでした。
moon wikiには「お皿の形」とありますが、この日はほぼ直線に見えたように思います。
時間経過とともに形が変わるのでしょうか。
またこの日は西側の秤動はよくなかったので月面の縁ギリギリに見えていたのだと思いますが、その関係で直線のように見えたのかもしれません。
下は過去画像です。この時は秤動がよかったので少し曲がって見えたのかもしれません。
下の画像はレントゲンとラヴォアジェAです。
アインシュタインやレントゲンがよく見えた日で、最良に近い秤動だと思います。
次回、見ることができるのは2025/4/11 22h00頃です。