2024/11/11 μ-180C IR685

虹の入江が夜明けを迎えるころ、入江周辺の高い山脈の部分にのみ光が当たり明るく輝きます。まだ入江の周辺は真っ暗で、まさに夜空にかかる虹のように大きなアーチを描きます。
これが「ゴールデンハンドル」と呼ばれる現象です。

この日はアーチがつながる時刻が遅めで、月は南中を過ぎて西に傾き始めていましたが、見事なゴールデンハンドルを見ることができました。

22h12m

またコペルニクスの西方にはドーム群が見えていました。ミリキウスπやホルテンシウスのドームがちょうどよい位相でしたが、気流の関係で頂上の小クレーターは明瞭には写っていません。
T・マイヤー付近にも多くのドームが見えています。

22h21m

22h22m