2024/7/31 μ-180C + IR685
月は細くなり、虹の入江が夕暮れを迎えていました。
既に影に入っているはずのラプラス岬のあたりが明るく輝いているのが目に留まりました。
この頃にはジュラ山脈の影と入江の境界ががギザギザに見え、「buzz saw(丸のこの刃)」などとも呼ばれます。
上弦側(虹の入江の夜明けごろ)に見える「Golden Handle」のちょうど反対側になります。
前日の2024/7/30にもこのあたりを撮影しましたが、やはりラプラス岬が明るく輝いています。
おそらく南西側の斜面が太陽光を受けているのでしょう。
LROCのQuickMapで見てみました。
QuickMapによるとラプラス岬の南西側の斜面は高い所では2600mくらいあるようです。ですから暗闇でも光っているのが見えるのでしょうね。
上述の「Golden Handle」の画像です。
上弦側なのでラプラス岬は光っておらず、西側に長い影を落としています。