2013/11/3 , 11/5 μ-250 笠井1.5倍バロー

プラトーといえば内部の小クレーターがいくつ見えるか?いくつ写るか?ということがよく話題になります。秤動が良い時にはとても面白いテーマだと思いますし、明暗境界の頃にプラトーの周壁が内部に落とす複雑な影も面白い対象です。

最近は欠けぎわから離れたプラトーを撮る機会も多く、プラトーの周囲にはドームのように見える山々がたくさん写ります。今回もそのような画像ですが、南北方向の秤動が良くないので月の縁に近く、そのためにより立体的に見えているのかもしれません。

アルプス山脈の山々やピコ山も詳細がよく判ります。欠けぎわから離れているのでアルプス谷の中央谷は判り難くなっています。

2023/11/3 μ-250

2023/11/3 μ-250

欠けぎわからの距離感はこんな感じです。

2023/11/3 μ-250


下の画像は2日後の11/5のプラトーとアルプス山脈です。11/3に比べると欠けぎわに近づいたぶん、少し荒々しさがでてきたようですね。

2023/11/5 μ-250

2023/11/5 μ-250