2023/10/23 μ-180C A witch face on Moon
この日はいろんな名所が見えそうで楽しみにしていましたが、あいにくの曇り空でした。それでも南中を過ぎてから月が顔を出し、薄雲越しに撮影することができました。画像はすべて2023/10/23 μ-180Cです。
1.マギヌスの魔女の顔
7/17付撮影日記で取り上げた「マギヌスの魔女の顔」です。秤動の関係で少し細面に見える感じがします。
2.アンペール山の二つ星
6/20付撮影日記で取り上げた「アンペール山の二つ星」です。19時頃が見やすいと思っていたのですが、雲が多い空のために20時半になってしまいました。そのため二つ星のまわりにも多くの星が現れてきています。
3.グルイテュイゼンの月面都市
10/17付撮影日記で取り上げた月面都市です。ちょうど明暗境界付近で詳しい様子が見えると楽しみにしていたのですが、ほんの僅か早かったようです。まだ都市の半分くらいにしか光が当たっていませんでした。まあこんな風に一度データが取れれば次回からの撮影計画が立てやすくなるので、これも大きな収穫です。
4.ピコ山とピコβの明るい星
moon wikiに「朝の明暗境界がこれらの東側を走るときの2つの明るい星、双眼鏡や望遠鏡で観察できるよく知られた現象」と紹介されています。暗闇の中に眩しいくらい明るい2つのピークが輝いていました。
5.直線壁の夜明け
直線壁もちょうど夜明けを迎えて、月面をまっすぐ切り取ったように見えていました。
6.雨の海のリッジと影
アルプス山脈、シュピッツベルゲン山脈、アルキメデス、アルキメデス山脈、アペニン山脈が長い影を落としています。画像の上のほうには4のピコ山、ピコβが、また下のほうには2のアンペール山の二つ星が見えています。