3月4日は「アリスタルコス北方のくぼみ」がよく見えました。(μ-180C)


「写真で見る月面観測」によると直径は約50kmもあり、粘土を親指の腹で軽く押したていどの非常に浅いくぼみ、という表現がぴったりだと思います。

また同書には、このくぼみとよく似たものとして、プトレマイオス内部にある多数のくぼみが挙げられています。

その中で最大の物はLunar100の75番のプトレマイオスBです。

以前撮影した下の画像でも、B以外に多くの浅いくぼみが見られます。

2016.8撮影 μ-250

他にもアルバテグニウスやラカーユ、レギオモンタヌスの内部にも認められるということなので、欠けぎわ近くに来た時に注目してみたいと思います。